あえて「期待を超える」ことはめざしません。

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期待を超えるとか、100年早いわ。

自分とは違う世界の話ですが、“クリエイター”と言われる人から、しばしばこんな言葉を聞きます。

「クライアントの期待を超えるものをつくる」

熱いなぁ、すごい意気込みだなぁと感心する一方で、そんなこという前に、「まず一回でも期待に応えてから言えや!」と意地悪く思ってしまうこともよくあります。

この言葉に感じる違和感は、

  1. 仕事のゴールが「つくる」ことになっていること
  2. 期待を超えたいと思っているのは作り手側で、クライアントは求めていないこと

きっとこの2点です。

長年制作に携わりながら私が“クリエイター”にはなりきれない理由がそこにあるのかも知れませんが、自分はあえて「期待を超える」ことはめざしません。

粛々と期待に応えながら、コツコツと信頼を積み重ね、その結果として予想を超えた成果を生み出せたら最高にうれしい。

仕事は自分のココロを満たしたり、自分の成長のためにするものではなく、相手のありたい姿のために自分の力を尽くすこと。これが、ずーっと前から変わらない私の仕事に対するスタンスであり、生き方です。

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